最近読んだ本
閃光:永瀬隼介さん
昭和を代表する事件「三億円事件」をモチーフにしたもの。面白かったが、これは、どこまで事実に基づいているのだろう。まったくの創作というのなら意味ないし、かといってこんなに詳しくわかっていたというのも信用できない。微妙。事件現場とか、小説では、なんでわざわざ変えたのだろう。
国民の歴史(上):西尾幹二さん
日本の古代史はやっぱり興味あるので読んでみたが、いまいち、ほかの人の歴史観に対する批判ばかりが目立ち、ちょっとうんざりだった。魏志倭人伝をまったく信用のおけない資料と位置付けたのはいいが、それで終わってしまっているのではなんだか。代わりに「こうなんだ!」みたいのを期待してしまう。
冒頭に「歴史とは事実に関する認識の認識」と書いてあった(と思う)。う〜ん、ちょっとレベルが合ってない気がする。