三浦しをんさんの『神去なあなあ日常』を読んだ。今まで読んだ他の作品とちがってほのぼの感が強いが、面白かった。三重県の山奥の設定で林業がテーマ。こういう、いなかが日本にあることがなんかうれしかった。おもわず笑ってしまうところもあり、とてもよい。
それから、本谷有希子さんの『生きているだけで、愛。』を読んだ。前に読んだ『腑抜けども…』もすごかったが、こちらもすごい。最初から終わりまですごいテンションだ。『生きているだけで、愛。』というほんとにタイトルそのままで、ストレートで文章が強くて(?)読み応えある。2作読んでとても気に入ったので、先ほどアマゾンで、片っ端からオーダーした。『幸せ最高ありがとうマジで!』、『遭難、』、『あの子の考えることは変』、『江利子と絶対』、『乱暴と待機』、『ぜつぼう』をオーダーした。ついでに、松尾スズキさんの『宗教が行く』もたのんだ。
それから、最近でた万城目学さんの新作『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』もたのんだ。万城目学さんも面白い。過去に『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』と読んだが、どれも面白い。万城目学さんと森見登美彦さんはともに京大出身だそうだ。京都が舞台になっているところも共感が持てる、とはいえ、私は京大出ではないが。。。